オリンピック選手が多く住む村

3,400人の村では、冬になると小学校は時間割を調整して毎日午後にスキーの練習をし、スキークラブは週に2回、日影ゲレンデを開放して夜の子供たちの練習をします。中学を卒業するころには、ダウンヒル、スラローム、ジャンプ、クロスカントリーと決まっていて、歩き始めたら、その時にスキーを履かせます。

だから、野沢温泉出身のオリンピック選手が14人もいるのは驚きではない。これは、世界のどの地域よりも多い数字ではないでしょうか。

ラーメン屋の店主、スキー場の支配人、レストランの給仕、宿泊施設の経営者...彼らがオリンピック選手である可能性は十分にあり、地元であれば、少なくとも国際的な選手でないにしても、国内選手である可能性が高いということです。  

野沢温泉の人が、「あなたはスキーが上手ですか」と聞いてきたら、その人の基準を思い出してください。